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ラーメンソライノイロ創業者
飲食店コンサルタント
宮崎 千尋

こんにちは。
株式会社ソラノイロ宮崎千尋です。
僕は高校時代からラーメンの食べ歩きを始め、一風堂・五行での修行を11年行い、2011年に麹町でラーメン店「ソラノイロ」を開業しました。
そして、創業時から『ラーメン』『ベジソバ』『季節の限定麺』を提供。今まで200種類以上のラーメンを作り出し、ミシュランをはじめ数々の賞を頂くことができました。
僕の会社、株式会社ソラノイロは、企業理念として『変わらないために変わり続けること』を掲げており、お客様に変わらず支持され続けるには変化し続けることが必要だと考えています。
今までの常識が通用しなくなる今、「僕が今までラーメン業界で見てきたこと、経験したことを恩返しすることがもっとできないか、業界のために何か出来ないか」と考え、飲食店のコンサルティングやプロデュース業、商品開発を行っております。
まだまだ実績は、多くはございませんが、マーケットや立地に合わせてお客様の求めるもの・お困りごとに徹底してお応え出来るように取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願いします。
株式会社ソラノイロ
代表取締役社長 宮崎千尋
代表ブログ 最新記事


デジタル化が飲食店を弱くする?銀座本店で感じた違和感
2025年10月、そらのいろ銀座本店の移転オープンにあたって、本格的に「QRコード注文」を導入しました。お客さまがスマホで読み取り、オーダーし、会計もセルフで完結するスタイルです。 正直に言えば、店側にとってのメリットは大きい。オーダーの取り違いは減るし、人手も抑えられる。キャッシュレス決済とも相性がいい。いまの飲食業界の流れを考えれば、自然な選択だったと思います。 ただ、実際に運用してみると、ひとつ大きな違和感を覚えました。便利になったはずなのに、店全体を俯瞰すると、どこか噛み合っていない感覚を覚える瞬間があったんです。 便利さが、接客を止めてしまうとき 少し前に、ある店に行ったときのことです。その店でも、注文はQRコードを読み込むスタイルでした。 入店時に「当店は90分制です」と説明され、「あとのご注文はQRでどうぞ」と案内される。それ以降、店員さんとの会話はほぼありませんでした。 初めて入る店なのに…… 今日は何がおすすめなのか。 今日の肉はどれが一番いいのか。 この店らしい一皿は何なのか。 そういった情報が、まったくありません。もちろん、

宮崎千尋
21 時間前読了時間: 3分


M&Aから1年──ソラノイロは、どう変わったのか
2024年7月、ソラノイロはOICグループに参画しました。M&Aという選択については、その時点で一度noteにも書いていますが、参画から1年が経ったいま、2026年の始まりにあたって、どう感じているのかを整理してみたいと思います。 結論から言えば――「やってよかった」と感じる場面のほうが、圧倒的に多い。それが、率直な実感です。 従業員環境の改善という、明確な成果 いちばん大きな変化は、従業員の待遇・働く環境に関するものです。もともと労働時間の管理などの働き方については、かなり考えてきたつもりでした。それでも、グループに入ったことで、さらに一段階上の水準に引き上げられたと感じています。 ・全体的な給与ベースの底上げ ・休暇や制度面の整理・長期的に働ける前提づくり これは、単独経営では正直、スピード感を持って実現するのが難しかった部分です。大きな資本と組んだからこそ、迷いなく踏み込めた。ここはM&Aの明確なメリットでした。 グループ参画によって得られた原価競争力 次に感じているのが、仕入れ面での強さです。OICグループは、グループで鶏舎を持っています

宮崎千尋
2026年1月1日読了時間: 3分


ラーメンアワードは、いま誰のためにあるのか
最近、いわゆる「ラーメン本」やラーメンアワードについて、考えさせられる出来事がありました。 ある新人賞で上位を獲得したお店が、Xでこんな投稿をしていたんです。「新人賞で上位をいただいたのに、ノーゲストです」賞を取った本人が、率直な疑問としてそう書いていた。その投稿が妙に頭に残りました。 そして、その翌日。別の新人賞を受賞したお店が気になっていたので、足を運んでみたんです。受賞直後だから、注目を集めているはず。僕はオープン30分前に店に到着して、並ぶ覚悟で待っていました。ところが、開店5分前になっても、並んでいたのは自分を含めて数人だけ。店内に滞在したあいだに来店したお客さんも数人ほどでした。 正直、「あれ?」と思いました。賞の影響力って、こんなものだっただろうか、と。もちろん、曜日や時間帯、そして立地など要因はいくらでも考えられます。 でも、それ以上に感じたのは、「ラーメンを食べに行くときに、参考にされるメディアが変わってきているのではないか」という違和感でした。 ラーメンを選ぶ基準は、もう変わっている いま、多くの人はラーメン本よりも、YouT

宮崎千尋
2025年12月29日読了時間: 4分


「日々おいしくする」ということの大切さ
『そらのいろ銀座本店』をオープンしてから、日々のオペレーションの中で強く感じることがあります。 ラーメンという料理は、どれだけメニューを手がけてきても、どれだけ試作を重ねても、「実際の店で提供してみて初めて見えるものが必ずある」という事実です。 場所が変わればお客様も変わる。器が変われば味の印象も変わる。麺が変われば、一杯の佇まいさえ変わる。つくづく、ラーメンは繊細で、奥深い。 今日はそんな「日々おいしくする」というテーマについて、銀座本店で改めて気づいたことを書いてみたいと思います。 器ひとつで、ラーメンはまったく“別物”になる 銀座本店では、新たなラーメンを提供しています。麺をもち小麦の手揉み麺に、器もシャープなモダンデザインのものに変更しました。お客様から好評の声もいただいていますが、正直に言うと、まだ完全には落ち着いていません。これはスープや麺そのものの出来というより、「全体としてどう見えるか」という印象の話です。 モダンな器にクラシックな味わいの中華ソバを合わせると、どこかまだ「落ち着きどころが定まっていない」ような感覚がある。...

宮崎千尋
2025年12月13日読了時間: 3分


移転は“ゼロ”からの勝負──銀座本店であらためて知った現実
10月3日に『そらのいろ銀座本店』をオープンしてから、約1か月半。銀座という街でどのような反応が返ってくるのか――?そんな期待と不安を抱えながらスタートした新しい本店ですが、日々の数字を見ていると、僕は何度も立ち止まって考える時間がありました。 「こんなに苦戦するとは、正直、想像していなかった」 ソラノイロが14年かけて積み上げてきた実績をそのまま“本店”として移転したはずなのに、なぜ届かないのか。理由を考えていくうちに、ひとつのシンプルな現実が浮かび上がりました。 移転とは、ただ場所を変えることではなく、実質的には“新規オープン”である、ということです。 移転は、ゼロからのスタートだった 銀座へ本店を移す前、8月には麹町店を『豚骨ラーメン そらのいろ 麹町本舗』へとリニューアルしました。驚いたのは、味を大きく変えたにもかかわらず、お客様がむしろ増えたこと。14年という年月が築いた“場所への信頼”が、味の変更すら受け止めてくれたのだと思います。 けれど、銀座本店はまったく違いました。 ソラノイロにとっては「本店移転」。しかし銀座の人たちにとっては

宮崎千尋
2025年12月1日読了時間: 3分


「評価軸を変えることで、自分をワンランク上げる──成長するリーダーの視点」
ここ最近、幹部たちの働き方を見ていて、ふと違和感を覚えることがありました。「なぜ彼らは、同じところでつまずくのだろう」と。考えてみると、それは“評価軸”の問題ではないか? そう感じるようになりました。 自分の動き、取り組みはどこで評価されるのか。その軸を誤ったままでは、どれだけ努力しても組織は伸びない。そしてこれは、視座を高く持つべきマネージャークラスにこそ欠かせない考え方だと、今あらためて感じています。 自分が動く人から、動かす人へ 店長であれば、自分がラーメンを作り、接客をし、面接も研修もして、数字をまとめ、在庫も管理して……。そうやって動くことこそが“評価されること”と言えるでしょう。しかし、複数店舗を任されるようになったら? その働き方のままでは、チームも、そして本人も成長しないんです。 店のヘッドがいなくてもオペレーションが回り、しっかりとラーメンを提供できる。スタッフが自ら考え、動き、成果を出す。 その仕組みをつくれる人こそ、次のステージのリーダーなんです。それに気づかず、自分が前に出続けていては、回せたとしても瞬間的なもので、それが

宮崎千尋
2025年11月16日読了時間: 3分


“普通”の強さを信じて──まっすぐなラーメンに込めた思い
麹町店のリニューアルや西葛西店のオープン後、SNSでこんな声を見かけました。 「何の変哲もない、普通のラーメンだった」 率直に言えば、こういう評価は今までも何度か見かけてきました。派手さがない、クセがない、ひねりがない──そうした視点で見れば、確かにそうかもしれません。 でも、不思議と僕は気にならなかったんです。なぜなら、僕は「普通のすごさ」を信じているから。長年、変化球のようなラーメンを作ってきた僕が、あえてまっすぐな直球を投げるようになった。むしろ、これは自分の中での“挑戦”なんです。 「普通に美味しい」を、真剣に作るということ たとえば、僕がいま個人的に好きなチェーンのひとつに、喜多方ラーメンの『坂内』があります。チャーシューの量が多いかな、くらいで、スープや麺はあくまでシンプル。でも、そこにはいつも行列ができています。なぜか? それは、“普通に美味しい”という圧倒的な信頼があるからです。決して奇抜な一杯ではないけれど、「あそこ、なんか食べたくなるよね」と思わせる強さがある。 そしてもう一軒、まさに“普通のすごさ”を体現している店として思い

宮崎千尋
2025年11月6日読了時間: 3分


自己肯定感を育むということ─スタッフ教育の新たな視点
季節が移り変わり、新たな店づくりに追われるなかで、僕はあらためて考える機会がありました。組織の土台を支えているのは、味や技術だけではありません。そこに関わる一人ひとりの「自己肯定感」ではないか──そんな風に考えるようになりました。 今回は「自己肯定感を高めてあげる教育」というテーマで、ソラノイロが今、どのように人を育てようとしているのか、その試みについて書いてみたいと思います。 「叱る」教育から「認める」教育へ 僕らの世代までは、「教育=間違いを指摘すること」というスタイルが当たり前でした。褒めるという行為に慣れていない人も多かったように思います。 でも、今の若いスタッフたちは、僕たちが受けてきたような「叱られて育つ」経験をしていないことが多い。だからこそ、強く指摘されると、「否定された」と感じてしまい、離職につながってしまうこともあります。 では、どうすればよいのか? 僕は、彼らが「この場所で自分は必要とされている」「ここで役に立てている」と実感できるよう、積極的に言葉をかけていくことが大切だと考えています。 「ありがとう」「君のおかげだ」──

宮崎千尋
2025年10月24日読了時間: 3分


オープンの準備は「本番」である─西葛西の反省から学んだこと
ソラノイロではこの2025年、連続して3店舗の立ち上げを行いました。8月の麹町本舗リニューアル、9月の西葛西店オープン、そして10月3日には銀座本店の開業を迎えることができました。どの店にも思い入れがありますが、今回はあえて、うまくいかなかった店舗オープンについて書いてみたいと思います。 「準備力」が問われた瞬間を振り返る まず、9月にオープンした西葛西店を振り返ります。正直に言うと、万全な立ち上げができたとは言えませんでした。その要因は明確で、はっきり言えば、準備が足りなかったんです。 もともと席数も少なく、店舗としてはコンパクトな西葛西店です。「これならなんとかなるだろう」と幹部にも油断があったのかもしれません。スタッフ数も限られており、アルバイトもオープン当日に戦力になり切れていない状況でした。現場で棒立ちになってしまうアルバイトを見て、思わず幹部に声を荒げてしまった場面もありました。 彼らは「自分たちが回せれば問題ない」と思っていたのかもしれません。でも、それは「準備」の本質ではないんです。準備とは、「誰が立っても回るお店」をつくるための

宮崎千尋
2025年10月15日読了時間: 3分


店主の背中から、何を学ぶのか──独立希望者へのメッセージ
ソラノイログループの新たな本店『そらのいろ銀座本店』が、いよいよ開店しました。これまで積み重ねてきた経験の集大成として、スタッフ一同、背筋を伸ばしてこの日を迎えることができています。 そんな節目のタイミングで、今回は「独立希望者が店主から何を学ぶべきか」というテーマについて書いてみようと思います。味や技術だけではなく、考え方や姿勢。僕自身が修業時代に学び、今、スタッフに伝えていきたいと思っていることについて、言葉にしてみます。 世界観を学ばなければ、弟子ではない 独立を目指してラーメン店で修行を重ねる人は少なくありません。ソラノイロにも、将来自分の店を持ちたいという想いを持ったスタッフがいます。でも、僕はいつも思うんです。独立希望者は、店主の「何」を学んでいるのか。 ラーメンの作り方やレシピ、オペレーションの流れ――もちろん、それらは大切です。技術として身につけるべき基本です。でも、それだけでは足りない。 僕が本当に伝えたいのは、「考え方」や「価値観」です。 たとえば、自分が好きなラーメンのレシピをそのまま使って独立する人がいます。それ自体は否定

宮崎千尋
2025年10月8日読了時間: 3分
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